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| よくある金の糸とアトピー性皮膚炎のご質問と答え |
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| 1,誰でも受けられますか? |
| 一応アトピー性皮膚炎においては適応条件を設けています。 |
@厚生労働省ガイドラインで中等症以上、または日本皮膚科学会ガイドラインで皮疹が中等度以上
A16歳以上(20歳未満の患者さんは保護者の同意を要します)
Bステロイド外用薬依存症
Cステロイド外用薬・タクロリムス外用薬が副作用で使用できない場合
D皮膚科主治医の許可を得ていること
アレルギー性鼻炎、花粉症などには、16歳以上(20歳未満の患者さんは保護者の同意を要します)であれば、原則制限を設けていません。
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| 2,皮疹がジクジクしている状態でも出来ますか? |
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はい、出来ます。アトピー性皮膚炎の糜爛や耳金属アレルギーのジクジクした状態で、埋入しても問題ありませんでした。
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| 3,入院は必要ですか?
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| いいえ、必要ありません。日帰り手術です。手術時間は、顔・首で30分です。 |
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| 4,施術前に注意・準備することはありますか? |
| 1週間前からお酒を控えた方が無難です(静脈麻酔の効き具合に関係します)。前日は充分な睡眠をとって下さい。当日、朝食は控えて頂きます。常用薬は基本的に使用・服用してかまいません。帰宅の際、帽子、スカーフがあると便利です。
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| 5,術中痛くはないですか? |
| 痛みはほとんどありません。静脈麻酔を併用する場合は「ウトウト」とした状態で受けて頂きます。
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| 6,術後痛いですか? |
| 四肢体幹は殆ど痛みはありません。よく動く顔・首では動かすと痛みがありますが軽度です。日常生活に支障をきたすような痛みはありません。
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| 7,腫れ・内出血は起きますか? |
はい、おきます。金の糸美容術では結構な腫れと内出血が起きますが、金の糸治療術では
a.金線のみ埋入する
b.埋入する金線量が金の糸美容術ほど多くない
の2つの理由から4,5日で落ち着きます。
ただ、ステロイド外用薬の長期使用で皮膚が薄くなっている方は落ち着くのにもう少し時間がかかります。逆に苔癬化した皮膚では、3日で気にならなくなります。
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| 8,効果はどのくらいででますか? |
| 早ければ、翌日に痒みは軽減します。自験例でアトピー性皮膚炎以外のアレルギー疾患でも、翌日に症状改善を認めた例は、約半数ありました。
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| 9,術後の晩に外用薬を使っても大丈夫ですか? |
| はい、大丈夫です。通常通り使用してください。ただ今までの成績から外用薬を使わずにすむ可能性が十分あると言ってよいと思います。これは一見信じがたいことですが、アレルギー性鼻炎症例でも翌日から症状の大きな改善が認められます。にわかには信じがたい話と思われても仕方ないと思っていますので、まずは部分テストを試されることをお勧めします。 |
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| 10,当日の入浴は出来ますか? |
| 入浴は控えて頂きますが、シャワーは可能です。ただ埋入した部分は、シャワーを浴びるだけにして下さい。
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| 11,皮膚がガサガサしています。これも良くなりますか? |
| 時間はかかりますが、改善は十分期待できます。このような表現は、この治療自体の歴史が短いので、断定的に言えないからです。金の糸治療術の目的はあくまで痒みを止め、最終的にはステロイド外用薬の離脱であって美肌目的ではありません。元々アトピー性皮膚炎の方は、乾燥肌が根底にあります。しかし、金の糸美容術で乾燥肌が改善することは、よく経験しますのでガサガサに限らず、アトピー性皮膚炎で悪化した皮膚が正常に近づくことは十分期待できると思います。時間は術前の状態によります。悪ければ悪いほど時間がかかるのは、仕方ありません。
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| 12,効果はどのくらい続くのですか? |
| この質問にも断定的なことはいえません。理由は上と同じです。治験例の金属アレルギー症例は最長18ヶ月です。金の糸美容術で花粉症が改善した例で経過観察できた時間は最長20ヶ月です
私は、金の糸美容術が5〜10年効果が続くといわれていますので、それと等しい時間は有効であろうと思っています。
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| 13,では5〜10年後効果がなくなったら、アトピー性皮膚炎は再発するのですか? |
| 何ともいえません。ただ金の糸の作用により、バリア機能は回復しているでしょうから、ヒスタミン遊離抑制(これも予想の範囲です)が途切れても、以前のようにはならないのではないかと予想しています。ちなみに金の糸美容術では、その先進国ロシアの医師によれば、効果が認められなくなった場合、追加で埋入することも少なくないそうです。
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| 14,金の糸の入れて返って悪くなることはありませんか?
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| そのようなことはないと思うからこの治療を行っているのですが、心配な方には皮内テストをお勧めします。
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| 15,金にもアレルギーを起こす人がいると聞きます。大丈夫ですか?
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| 確かにパッチテストで金に対し陽性反応を示す人はいます。しかし、パッチテストで用いられる金は塩化金といい、イオン化されたものです。この状態ならランゲルハンス細胞やマクロファージに取り込まれ、抗体を作ることがありますが、一方金の糸は固形金です。固形金はこの世で最も安定した物質のひとつで、体内でのイオン化はありません。ですから真皮内のマクロファージに取り込まれることはなく、アレルギーを起こすことはないと言えます。このことは、私が金の糸美容術を安全としている理由にもなっています。
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| 16,レントゲン写真に写りますか?
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| はい,写ります。時間がたつと皮内で自然に切れ、よれた状態となりますので真っ直ぐな線としては写りません。
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| 17,もしもの場合、抜くことは可能ですか?
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| はい、可能です。ただ上述しましたように、時間がたつと真っ直ぐな線でなくなっているので、レントゲン写真で部位を確認してから行います。今までの300 例以上の自験例で、抜去した例は2例です。いずれも術後間もない時に目の下の腫れが目立ったので、本人の希望で抜去しました。
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| 18,アレルギー性鼻炎には、粘膜に入れるのですか?
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| 以前は鼻の皮内に入れていましたが、最近は鼻粘膜に埋入しています。その方が効果的と予想したからですが、結果も予想したとおりの印象を受けます。
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