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アトピー治療の症例1
 
【症例1】 42歳 男性
【治療前】
治療前
 
【治療後】(4.5ヶ月目)
治療後
 
【治療後】(9ヶ月目)
拡大は各写真ををクリックしてください
 

 
【治療後】(1年10ヶ月目)
拡大は各写真ををクリックしてください
 9ヶ月目の写真から1年経過しました。
ここ1年で数回症状の軽度増悪がありましたが、ステロイド外用剤を使用するほどではありませんでした。
術後9ヶ月目に比べて、乾燥していた皮膚が改善しています。 色素沈着も徐々に薄れてきました。皮膚が正常に戻りつつあります。
術前IgEは20560でしたが、20ヵ月後は、14440まで下がってきました。
 

 
【治療後】(3年目)
拡大は各写真ををクリックしてください
 術後3年が経過しました。
ここ2年は非常に安定しています。外観も正常に近づいてきました。
もともとアウトドアーの趣味がありましたが、皮膚炎の増悪とともにその実践も殆どしなくなった経過がありました。しかし、ここ2年実践可能となり、以前は禁忌としていた日焼けも問題なく、皮膚の色が濃くなりました。
  最重症例と初めて金糸治療を行ったわけですが、弟とはいえ私を信じてくれたことに深謝します。
 
 
【既往歴】 小児喘息
【家族歴】 母:関節リウマチ 兄:アレルギー性鼻炎
【現病歴】  18歳時に発生。初めは顔・肘窩に限局していた。複数の皮膚科・内科を受診するも症状は徐々に増悪し、 30歳から自己流のケアを行っていた。
39歳時、社会生活・日常生活困難となり、アトピー性皮膚炎治療でも定評のある皮膚科通院を再び始めたところ、症状は徐々に改善して行った。
4年間の通院ででかなり改善したが、まだ症状が残っていたため2006年8月当院初診。
【初診時所見】  顔はアトピー性皮膚炎特有の顔貌で、額の一部には掻爬による糜爛を認めた。
病変部は全身に広がり、日本アトピー性皮膚炎ガイドラン判定は重症通院中の皮膚科からは、ステロイド軟膏(四肢・体幹用)プロトピック(顔・首用)、 抗アレルギー剤、セレスタミン1錠(プレドニン換算0.6mg)/4日 の処方を受けていた。
【血液検査所見】 アレルゲン:スギ4+、ダニ6+、ピティロスポリウム4+、
カンジタ4+、 ハウスダスト6+
白血球:6000、好酸球:16%(正常値2%以下)
IgE:20560(正常値170以下)
【治療内容】 2006年8月12日 金の糸約6,3mを顔・首の皮内に埋入した。
【術後経過】  
@術後翌日から顔の痒みは半減した。そのおかげでプロトピックは術後一切使用していない。
A首の痒みは3週間は殆ど変化なかったが1ヶ月を過ぎると改善が認められるようになった。
B抗アレルギー剤は術後2週間で中止となった。ステロイド内服(プレドニン2.5mg)は徐々に間隔が伸び、術後7週目で中止できた。
C2ヶ月を過ぎると四肢・体幹の痒みも軽減し始め、それに伴いステロイド軟膏も中止した。
 注目すべきは金の糸を入れていない四肢・体幹の痒みも軽減していることです。
金の糸がアトピー性皮膚炎に有効な理由は自著論文に考察として記載していますが、この遠隔部にも影響する理由はまだわかりません。
 
 
【血液検査所見】
術後3ヶ月目
アレルゲン:スギ4+、ダニ6+、ピティロスポリウム4+、
カンジタ4+、ハウスダスト6+(術前と変わらず)
白血球:8400 好酸球:4%(正常値2%以下)
IgE:22170(正常値170以下)  
術後20ヶ月目 白血球:7800 好酸球:6(正常値2%以下)
IgE:14440(正常値170以下)
コメント(内山)  本症例は、私の弟です。
術前経過の通り、アトピー性皮膚炎が悪化する典型的な経過をたどっています。
  本来ならアトピー性皮膚炎は専門家の治療を受ければ、多くの場合症状は改善し、成人重症例でも中には治癒することもありますが、
@ 専門家でない内科医の治療(強すぎるステロイドを処方したり、その逆にステロイドを否定した治療)を受けたり、
A 正しい治療でも短期間で結果が出ないという理由ですぐに施設を変えたり、
B @Aの結果、医療不信になり我流で行ってしまう。
 と症状は悪化していきます。
4年間通院した皮膚科はとても信頼できる名医で、最悪の状態(日常生活すら困難)であった症例を見た時、私はその医師しか頭に浮かびませんでした。
  皮膚科全般に精通しているのは言うまでもありませんが、アトピー性皮膚炎はその医師の専門でもあり症例にとってはかなり遠方でしたが、規則正しい通院を強く勧めました。 初診時、数多くの重症アトピー性皮膚炎を治療してきた医師の彼が、「今までの自験例の中で3本の指に入る(程重症)、可なり手強い」と言ったのを覚えています。 その後、
@ステロイド外用薬を中心とした正しい治療を
A途中油断することなく続けた甲斐もあり
社会復帰も出来、4年間で可なり改善しました。
 
アトピー性皮膚炎はかなり良くなったのに
何故金の糸治療術を行ったか?
 
アトピー性皮膚炎
に対する適応条件
アトピー性皮膚炎は専門医通院前に比べる格段に良くなっていましたが、それでも

@全身の皮膚炎は依然続いており、写真のように特に顔・首は痒みと赤みが強い。 いつも掻いてしまっている。

A上記症状は軽度の改善・増悪を繰り返しており、今後著名改善は期待しにくい。

B毎日スキンケアに費やす時間が長い(3時間/日)ので、早く開放されたい。

C全身に及ぶ皮膚炎なので、外用薬の消費が大きく薬局に買いに行く回数も多い。 薬局はどこも早く閉まってしまうので、いつも気にしながら仕事をしている。

Dわずかな環境変化で症状が増悪するので生活圏が非常に限られている。 たまには家族と遠出したい。という本人の悩みと

E私(内山)自身が数多くの経験から、金の糸でアトピー性皮膚炎の痒みが軽減する という強い自信があった。
という術者の考えが、本症例に金の糸治療術を行う事につながりました。

 私は、症例の主治医に連絡し金の糸治療術を説明を行い、許可を得たので本治療を行ったわけです。
  術後経過は上記の通りですが、私の予想を上回る効果です。本症例の前に、アトピー性皮膚炎例は3例、アレルギー性皮膚炎は2例経験していましたが、 痒みに一番効果があり。しかし翌日から痒みが半減することはありませんでした。また肌質の変化は時間が掛かっていましたが本症例はかなり早い変化です。
  これは「元々が相当悪い状態であったので、改善した時の変化がわかり易いから」と言えます。一般に軽度〜中等度の症状・皮膚の悪化に対しては、肌質の変化は最低半年以上かかると思います。